吉田製材 納材実績
47 尼崎城 【桧の不燃木材】
兵庫県尼崎市に、2019年3月に再建された尼崎城(天守部分)。
尼崎の新しい観光名所となったこのお城の5階「わがまち展望ゾーン」には、当社が不燃加工を施した桧材が使用されています。
尼崎にお立ち寄りの際は、ぜひ尼崎城も訪れてみてください。
《あまがさき観光局【公式】》https://kansai-tourism-amagasaki.jp/
江戸時代に築城された尼崎城は、明治6年(1873年)に廃城となり、姿を消してしまっていました。
しかし、旧家電量販店の創業者である安保詮宇氏と市民からの寄付により、
2019年3月、尼崎城址公園内に鉄筋コンクリート造で再建されたものが、この尼崎城です。
中は展望ゾーンやギャラリーソーンなどいくつかのエリアに分かれており、尼崎の昔と今を楽しめる観光施設となっています。
↑5階にある「わがまち展望ゾーン」。
ここからは尼崎の街を一望できる他、江戸時代の尼崎の風景を映像で同時に楽しめます。
壁や天井には桧の不燃材を使用し、万一の際の安全面にも配慮がされています。
こちらで使われている桧には、当社で不燃処理を行わせていただきました。
↑天井の竿部分にも桧の不燃材を使用。
不燃処理を施しているものの、桧の爽やかな香りはそのままに、訪れる人たちを包み込みます。
↑不燃薬剤を注入した不燃加工済の桧ですが、見た目は通常の無処理の桧とほとんど変わりません。
↑腰壁部分にも桧の不燃材を使用。桧のやわらかな色合いが、城郭にふさわしい上質な空間を演出しています。
↑展望ゾーンで使われている柱も、当社で不燃加工を施したもの。
桧の丈夫さと不燃材の燃えにくさを併せ持った柱材が、復元された天守をしっかりと支えてくれています。