
DIY(Do It Yourselfの略)は、工務店や専門業者などに依頼することなく、自分自身で何かを作ったり、修理したりといった活動を指しています。
日本では日曜大工など男性の趣味として見られがちでしたが、最近は女性のDIY人口も増えてきました。
特に木材は材料として扱いやすいことから、家具や小物づくり、自分自身でのリフォームにまで幅広く利用されています。
当社でも、DIYに使用される材のご依頼を個人のお客様から数多く承っておりますので、ご興味をお持ちの方はぜひお気軽にお問合せください。
当社でご用意可能な材料(一部)
◆吉野桧(ヒノキ)の無垢材(板、角材、柱、丸棒等)
◆吉野杉(スギ)の無垢材(板、角材、柱、丸棒等)
◆吉野桧(ヒノキ)・吉野杉(スギ)の集成材
当社の材を使用されたお客様の施工例
当社の材を使用してご自宅のリフォームや小物づくりを行われたお客様からお写真をいただきました。
その一部をご紹介させていただきますので、ぜひご自身のDIYの参考にされてみてください。
木材を使ったDIYの道具の例
DIY材料の価格について
4面それぞれの節の大きさや長さ、幅、厚みによって金額は変動します。
木材の価格は一般的に、節の大きさや数、寸法によって決められます。
フローリングや羽目板につきましては定価を設定した規格品をご用意しておりますが、小物や家具などをDIYする際の板材や角材などは、別途お見積りをさせていただきます。
木口側を除いた四面の節の具合(節が無い方がいい、20mmくらいまでの節であれば問題ないなど)とご希望の寸法、樹種をお知らせくださいましたら、金額をお伝えさせていただきます。
化粧面の取り方と等級の書き方(柱での一例)

三面無節
四面中の三面に節がありません。残り一面は「節あり」で、大小多くの節があります。
「三方無節」や略して「三無」などとも呼ばれます。

二面無節・一面上小節
四面中の二面に節が無く、一面は上小節でごく小さな節が入ります。残り一面は「節あり」です。
「二面無節」よりも上級品の扱いになります。

一面と散り
面全体でなく、散り(角の両面部分)を化粧面として、等級を指定する場合があります。和室の真壁(しんかべ)に用いる際は、一面とチリ部分が表に出るため、上の図のような指定の仕方になります。
散り
面には等級を指定せず、散り(角の両面部分)にのみ等級を指定することもあります。柱の面全体は表に出ず、散り部分のみ見える場合に用います。
ご注文時は散りの幅をご指定ください。
節の大きさと等級について(一例)

無節特選上小節込
基本は無節ですが、直径6mm程度の生き節が稀に入ることがあります。
特選上小節
直径6mmくらいまでの生き節が入ります。
上小節~小節
直径20mmくらいまでの生き節と詰節が複数入ります。
節あり
大小の生き節・詰節がたくさん入ります。造作材(モールディング)の等級
造作材の等級は、「無節」と「無節特選上小節込」の2種類のみです。
造作材は薄く細いものが多いため、小節以上の大きさの節が入った木を材料として加工した際に、節の部分が砕けたり折れたりしてしまいます。
また、埋め木の厚みより造作材の厚みの法が薄いため、詰節をすることもできません。
そのため、造作材に用いる材料の等級は、無節と無節特選上小節のみとなっております。
オーダーメイドの造作材をご注文の際も、使用できる等級は上記のみとなっておりますので、ご注意ください。
※無塗装品の仕上げは、超仕上げとサンダー仕上げからお選びいただけます。
塗装品の場合は、超仕上げでは塗りにムラが出てしまうため、サンダー仕上げとなっております。
※造作材の裏面はプレナー仕上げです。
まとめ
以上が、節の大きさや数による当社製品の等級づけに関する大まかな説明になります。
他にも木目の形(板目と柾目)、杉の場合は赤みや白、源平などの色味の違いなど、木材の価格は様々な要素によって変わってきます。
寸法に関しては、厚く広く長くなるほど価格は上がり、特に無垢の幅広板は大径木からしか取れない希少品のため、大変高価になる場合があります。
ご希望の樹種・寸法・等級・用途などをお伝えくださいましたら、当社にてお見積りさせていただきます。
また、ご予算がお決まりの場合は、ご予算と用途に合わせた内容を当社からご提案させていただくことも可能です。
まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
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