吉野ヒノキ専門店・吉田製材株式会社
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吉田製材のこだわりメインバナー

創業から約100年。私たち吉田製材は吉野の木を使い、数多くの製品を製造してまいりました。
「量より質」にこだわって、何十年、何百年と使い続けられる製品を生み出すことを常に心掛けています。
生きた自然素材である木材を最良の状態で使っていただくため、製品の在庫は持たず、ご注文を承ってからの完全受注生産を行っています。
ご注文から納品まで少しお待たせしてしまいますが、お待ちくださったことを決して後悔させない商品をお届けします。
お客様がずっと使い続けていくものだから、作る側も妥協のない品質の製品を。
それが私たち吉田製材のものづくりです。

木の良さを、より多くの人に知ってほしい

木材は古くから日本において、数多くの建物で建築材料として用いられてきました。
その理由は、木材が手に入りやすく加工しやすい素材ということもありましたが、調湿作用(湿気の多い夏には湿気を吸収し、乾燥しがちな冬には水分を放出して空間の湿度を調節する作用)を持っており、高温多湿な日本の夏を過ごしやすくする建築材料として非常に適していたためです。

その後、時代を経て数多くの新建材が生み出され、冷暖房設備も発達したことから、木材は昔ほど使われなくなりましたが、新建材の一部に使われている化学物質による「シックハウス症候群」の問題や健康・安全に対する意識の高まりなどから、国産木材の価値が今改めて見直されています。

また、古くなると傷みや汚れが目立つようになって新しいものに交換せざるをえない新建材に比べ、木材をはじめとする自然素材は、傷や汚れもつくものの、適切な手入れを行うことでかえって風合いを増し、何十年にも渡って使い続けることも可能です。
安全で丈夫で長持ち、そして使い終わった後には土に還る木材は、人にも環境にもやさしい最高の建築材料です。

吉野ヒノキのフローリング、羽目板、一枚板、框のイメージ

お客様からのご希望に細やかに添った、オーダーメイドの製品づくり

私たち吉田製材の製品づくりの特徴の一つに、「オーダーメイド」があります。

当社のホームページやカタログに載っていない製品であっても、造作材や柱の1本、フローリングや羽目板の1枚から、お客様のご希望や図面を元に製作し、現場まで発送させていただきます。

建築業界の人手不足が叫ばれる中、現場での手間を少しでも減らし、大工さんにも現場監督さんにも、そこでしかできない作業に集中していただきたいと、私たちは考えます。

加工、塗装、プレカットなど、ご希望の加工を施したうえで出荷いたしますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

生産者の顔が見える吉野桧と吉野杉

吉野の山の桧や杉は、生産者が明確な、人工的に木が植えられた林で育ちます。

夏は、木の根元に草が生えるので手作業で草刈りをします。
夏の暑い日差しが照りつける中、急な斜面を登りながらの大変な作業ですが、家族のように大切に木を扱うことで、吉野の山には手入れされた桧や杉が出来上がります。

秋は、冬を迎えるにあたり、植えた苗木が雪の重みで倒れないように、1本ずつ補強していきます。

冬は、春に植える苗木の用意や伐採する丸太を選んだりします。

春は、吉野の山の雪解けと同時に山に行き、苗木の植えつけをしたり、雪の重みで倒れた苗を起こしたりします。
また、長い年月をかけて育てた丸太の伐採の季節でもあります。


この作業を繰り返し、約80年間かけて大切に育てられた桧や杉を伐採し、ヘリコプターで1本1本大切に山から運び出されます。
こうして人の手で大切に育まれた美しく安全な吉野の桧・杉を当社ではずっと使い続けていくつもりです。

~耐久性のある木の住まい~ 健康的な生活環境を実現するために


日本の国土の7割近くをしめる森林。
こんなに豊富な森林資源に恵まれた国なのに、木材自給率はたった18%しかありません。82%は外国からの輸入材です。
今、日本で建設される家をすべて国産材に切り替えても使いきれない量の森林が、山にはあります。
にも関わらず、熱帯雨林を伐採して建築用材を輸入しています。 このままでは熱帯雨林が破滅してしまいます。
一方、我が国では国産材の自給率が低下し、豊富な森林を手入れしないため、保水力がなく山が荒れています。
そのため、各地で洪水などが頻繁に起こってしまいます。今一度、国産材を見直してみてください。
また、ホームセンターでよく見る安価な集成材。
軽く加工しやすくきれいですが、腐りやすく虫に弱いので、相当強い殺虫剤が防蟻材として必要です。
殺虫剤は健康を害する恐れがあるにも関わらず、なぜこのような外材を使うのでしょうか。
日本の木は急な斜面で育った木が多く、1本1本クセがあるのです。それを理解しないと使いづらいため、ハウスメーカーは国産材を敬遠します。 お施主様が国産材を望んでいても、国産材の家がなかなか建てられないのです。
単価の安い外材を使用した集成材の住宅より、国産材使用の健康住宅。
少々コスト高でも、是非快適な国産の住宅を検討してみてくだされば幸いです。

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