受付:平日9:00~17:00
コーンカロリーメータ

コーンカロリーメータとは

実際の火炎性状を予測した試験が行える、世界基準の燃焼試験機械です。
吉田製材株式会社では、自社でコーンカロリーメータを保有し、自社製品の品質管理を行うのはもちろん、外部からの燃焼試験依頼も承っています。

準拠規格 ISO5660,ASTM E1354,NFPA 264A 新防火材料 認定試験法(建築基準法)

●建築基準法で定められている防火材料試験に適用されています。
●各種材料の燃焼パラメータ(発熱速度、発煙速度、質量減少量、CO、CO2など)を計測できます。

料金表(コーンカロリーメータ試験費用)

内容 金額
1試験体 15,000円
当社動画撮影(1試験体) 2,000円
ビデオ持込 無料
カメラ持込 無料
試験データ 無料
Excelデータ 無料

試験に関して

試験体は、正方形 99mm±1mmの大きさでご用意ください。
また、トラブルの備えとして予備分もご用意ください。
(予備分がご用意いただけない場合は、担当者へお問い合わせください)
エクセルデータは、後日メール添付でお送りいたします。
データが当日必要な場合は、USBメモリ等をご持参ください。

※USBその他のメモリをご利用の方は、新品または完全にフォーマットされているものをご用意ください。
※遠方で立会が困難な場合、試験体は郵送でも承ります。その際は、当社動画撮影をご利用ください。

《申込書 ⇒ Excel  PDF

コーンカロリーメータ

コーンカロリーメータを用いた燃焼比較

コーンカロリーメータは、約700℃の熱源からの放射熱により、試料から分解ガスを発生させます。
その分解ガスに着火源の火花(イグナイター)で点火され、炎が出ます。
炎が上がるのは物自身でなく分解ガスが燃えている状態であり、1度着火するとその炎が着火源となり、発生し続けるガスに次々と引火して燃え続けます。

スギ 全体圧縮 圧縮フローリング 上小節
《未処理の杉材》
燃焼開始後、わずか数十秒で大きく炎を上げて燃え上がりました。
スギ 全体圧縮 圧縮フローリング 小節
《むくふねん(杉)》
表面が炭化しても、炎を上げることはありません。

コーンカロリーメータテスト

発熱性試験は、100mm×100mm(最大厚50mm)の平板の材料に一定のレベルの放射熱を与えながら、電気スパークを点火源として燃焼させるものです。
経時的な燃焼発熱速度の変化と、燃焼開始から終了までの総発熱量を求めることができます。
材料の燃焼を扱う試験法としては国際的に広く認知され、測定原理としては新しい方法です。

同試験では、発熱速度や発熱量を「酸素消費法」と呼ばれる方法によって求めています。
これは、燃焼によって生じる発熱量は、燃焼する物質の重量あたりで考えると物質ごとに大きく異なりますが、消費される酸素の重量で考えると、物質の種類によらずほぼ一定の数値を示すことを利用しています。(酸素1kgあたり13.1MJ

《試験方法についてはこちらのリンクから》

測定データ

●建築基準法で定められている防火材料試験に適用されています。
●各種材料の燃焼パラメータ(発熱速度、発煙速度、質量減少量、CO、CO2など)を計測できます。

     
総発熱量(THR) 最大発熱速度(HRR) 平均発熱速度(HRR) 平均発熱速度 T60平均発熱速度 T180 平均発熱速度 T300
最終サンプル質量 サンプル質量減少 200k超過断続時間 200k超過総時間 着火時間 着火時サンプル質量
消煙時間 燃焼時間 覆面に達する亀裂 貫通孔 平均燃焼有効発熱量(HOC) 平均質量減少率(MLR)

データサンプル

●建築基準法で定められている防火材料試験に適用されています。
●各種材料の燃焼パラメータ(発熱速度、発煙速度、質量減少量、CO、CO2など)を計測できます。

ペーパーデータ

商品についてのお問い合わせ

ご不明点などございましたら、こちらのメールフォームからのお問い合わせの他、 お電話でのお問い合わせも承っております。
TEL.0744-42-2124(平日9:00~17:00)